旦那の浮気は妻にとって、精神的なダメージが大きいショックな出来事です。浮気発覚後の旦那の態度によって、本当に反省しているのかわからなかったり、また浮気しているのではないかと疑心暗鬼になってしまったりする人は多いはず。
浮気発覚後、旦那が妻に取る態度の裏に隠された心理を知ることで、関係修復への近道を探ることができます。男性特有の気持ちを理解し、上手に旦那に接する方法を見つけていきましょう。
浮気発覚後の旦那の態度3パターン
ここでは浮気発覚後に男性がよく取る態度3パターンと、その裏に隠された男性の心理をご紹介。旦那の態度から男性の心理を理解することで、感情的にならず冷静に対応しましょう。
不機嫌で冷たい態度を取ったり家族を避ける
妻に不機嫌で冷たい態度を取ったり、あからさまに家族を避けたりする行動は浮気発覚後の男性に良く見られる行動です。そのような態度を取ってしまう理由は、以下のようなものがあげられます。
- 自分のしてしまったことに対する自己嫌悪
- 妻や家族に対する罪悪感
- 浮気発覚の事実に向き合いたくない
- 浮気されたことを妻に蒸し返されたくない
旦那が不機嫌で冷たい態度を取る理由は「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」という自分に対する嫌悪感や罪悪感を強く感じ、周りの状況が見えないほど自分を責めている可能性があります。今は気持ちの整理をするのが精一杯で、妻や家族に対する態度まで気が回らない状況です。
また、自分のしてしまったことから目を背けたい、妻に浮気の話を蒸し返されたくない気持ちが強い場合も、不機嫌で冷たい態度を取ってしまうようです。これ以上浮気の件で責められないよう、妻に話しかける隙を与えず避けているのです。
強く反省している態度を見せる
浮気発覚後に深く反省している態度を妻に見せる男性も多くいます。自分が取り返しの付かないことをしてしまったという事実を受け止め、本当に反省している場合は、今後の関係修復に向けて全力を尽くす覚悟でいるでしょう。
自分の本当の感情より大げさに反省をしているフリをしている場合もありますが、どちらにしても強く反省している態度を取る旦那に対しては、妻の心も軟化しやすく、夫婦関係の再構築の一歩を踏み出しやすくなります。
反対に全く反省せず、形だけ反省している態度を取っているケースもあります。浮気発覚直後だけしおらしく反省している素振りを見せておき、その後また疑われるような行動を平気で取るなど、妻に対して思いやりにかける行動を繰り返す男性もいます。その場合は、また浮気を繰り返す可能性があるので注意が必要です。旦那の態度を冷静に観察し見極めましょう。
何も変わっていない
浮気発覚後、浮気相手と別れているのに態度が全く変わらない男性もいます。旦那の性格にもよりますが、日頃から感情が表に出ないタイプはいつもと変わらない態度を取ることが多いようです。
反省しているけど、旦那の方も妻にどう接して良いのか分からず、普段と変わらない態度を取っている場合は、徐々にいつもの関係に戻ることができるでしょう。一方、単に反省していないので、変わらない態度を取り続けている男性もいるので要注意。またすぐに浮気を繰り返すような場合は、離婚も視野に入れて対応する必要があります。
浮気発覚直後は冷静に判断できずに、夫のいつもと全く変わらない態度に戸惑うこともありますが、旦那が本当に反省していれば、長年夫婦生活を送っている妻には伝わるものです。焦って問いただすようなことはせず、静かに観察し判断しましょう。
浮気発覚後に上手に旦那に接する方法
心にダメージを受けている浮気発覚後に夫に接するのは辛いもの。ここでは、夫婦関係をこれ以上悪化させないために、旦那に上手に接する方法を具体的に説明します。
決して感情的にならずに接するように心掛ける
浮気発覚後、妻が最も気をつけるべき夫への態度は感情的にならないこと。特に浮気発覚直後は、旦那の気持ちが不安定なので、感情的に責めても夫の気持ちは妻から離れていく一方です。
浮気は100%悪いことです。責められるべきは旦那なのですが、関係修復を望むなら、夫の態度が気に入らなかったり、責め立てたい気持ちが高まったりしてもグッと我慢が必要です。あまり旦那を責めすぎると「お前のそういうところが嫌なんだ」と逆ギレされる可能性もあります。
夫の浮気というショックな体験がトラウマとなり、当時の出来事が鮮明によみがえってしまうフラッシュバックに悩まされる妻も多くいます。
誰にも相談できず、浮気の事実を忘れられない自分を責めてしまうようなら夫婦問題専門のカウンセリングを受けるのもおすすめです。旦那の浮気から完全に立ち直るには、長い時間がかかります。関係修復を望んでいるからといって、自分の気持を我慢しすぎないようにしましょう。
旦那が反省していて話し合える状況であれば、フラッシュバックに悩まされていることを正直に話してもいいでしょう。自分ではコントロールできず苦しいということを夫に理解してもらうことで、夫婦で浮気の問題を乗り越えていくきっかけとなるかもしれません。夫婦で一緒にカウンセリングを受けてもいいでしょう。
被害者意識を夫の前で出さないように気を付ける
浮気発覚後、ずっと落ち込み悲しそうにしているのも、妻が気をつけるべき態度です。浮気をされたショックと悲しい気持ちは、すぐに消えるわけではありませんが、メソメソした暗い態度が長引くと旦那は「どれくらいこの状態がつづくのだろう」と嫌気が差してしまいます。
夫が反省しているようなら、なおさら被害者意識を出さず静かに見守りましょう。被害者意識を手放すと、今、自分ができることに目を向けられるようになります。旦那がどうして浮気に至ってしまったのか自分の態度を見つめ直したり、改善すべき点を見つけたりして前向きに夫婦のことを考えましょう。
夫の態度に合わせた温度で接する
浮気発覚後の旦那の態度に合わせた態度をとることも、旦那と上手に接するポイントです。夫が反省している場合と反省していない場合で、接する態度を変える必要があります。どちらの場合も感情的にならずに冷静に対応することが大切です。
夫が心から反省している気持ちが伝わってきている場合は、責めずに明るく対応しましょう。反省しているところに追い打ちをかけるように責めてしまうと、「こんなことが続くならうまくいきっこない」と旦那がネガティブな気持ちに陥ってしまいます。お互いが夫婦の関係を修復したいという気持ちがある限り、必ずうまくいくということを信じて明るく接してください。
夫に反省の色が見られず自分に対する態度が悪い場合は、旦那が自分に対する態度と同じように接するようにしてみましょう。向こうが冷たく接してくるのであれば、こちらも冷たく接することで、旦那が自分の態度を省みるきっかけとなります。続けるうちに自分の態度が、妻に冷たい態度を取らせていると気づき、反省し態度を改めるようになります。
浮気発覚後の旦那が望む妻の態度とは
浮気発覚後、男性はどのような態度を妻に取って欲しいと思っているのでしょう。ここでは浮気発覚後に、旦那が望む妻の態度を詳しく説明します。
浮気する前と変わらない態度で接して欲しい
浮気をされた方からすると虫のいい話ですが、何事もなかったかのような普段と変わらない態度で接して欲しいという男性は多いようです。疑われたり、責められたりすることが続くと、いつまでも前向きに夫婦のことを考えることができません。
フラッシュバックが襲ってきて、怒りや不安がよみがえることもあるかもしれません。そんな時は過去の過ちを責めるのではなく、夫婦の幸せな未来にフォーカスするようにしてみてください。浮気の問題を一緒に乗り越えるためにも、過ぎたこととして心を鎮めることができるようになります。
浮気をされたら辛いのは当たり前。それを泣いたり蒸し返したりせず、自分の気持ちを押さえて変わらない態度で接してくれる妻に、もう二度と浮気はしないと深く反省するはずです。言葉ではなく態度で、夫婦関係を修復したい気持ちを表しましょう。
明るい態度で接してほしい
浮気の事実が明るみに出た後は、妻に対してどんな態度を取って良いのか戸惑うもの。妻が明るい態度で接してくれることにより旦那も話しかけやすくなるので、短時間で気まずい空気を脱することができ、関係修復への近道となります。
夫婦関係を修復できたパターンとして、浮気発覚後の妻の明るい態度に救われたという男性の意見もあります。浮気の事実を深く反省して、これからどのように償っていけばいいのか自分を責めて落ち込んでいる時に、妻が明るく接してくれたことにより、夫婦の将来を前向きに捉えることができたようです。
浮気発覚後の夫に明るい態度で接するのは至難の業。本当は傷ついているはずなのに、寛大に笑顔で接してくれる妻の態度に、夫は感謝の気持ちを抱くでしょう。そこまで想ってくれる相手をまた裏切ることはできないと、あなたを幸せにする気持ちが高まります。
浮気発覚後の旦那の態度が気に入らなくても冷静に
浮気発覚後、夫が妻に取る態度のパターンを知り、旦那へ上手に接する方法を知ることは関係修復への最初のステップです。旦那の態度が気に入らず、疑って問い正したり、しつこく試すような言動を繰り返したりすることは、旦那を追い詰め、気持ちが離れていってしまい逆効果です。
離婚を避け、夫婦の関係修復を望むなら、長い目で冷静に対応することが大切です。少しずつ旦那との距離を縮め、夫婦の絆が深まることを目標に接してみてください。