夫の行動の変化に気づくたびに、「もしかして浮気?」と頻繁に考えてしまうと精神的にも参ってしまいます。どうしてパートナーの浮気を疑ってしまい、その疑惑に傷ついてしまうのでしょうか。
たとえば、普段から「電気が一切使えなくなったらどうしよう」と不安に思う人はいません。しかし、実際に一切電気が使えなくなってしまったら多くの人は不安に思います。
電気が使えないと日常生活に支障をきたし困るものの、そういう状況には滅多にならないと人々は思っているわけです。
浮気に置き換えると、浮気されると嫌だと思う気持ちがあっても浮気されないと思っていれば浮気を疑う気持ちは沸きません。
つまり、パートナーに浮気されるのではないかという気持ちに向き合えれば自分の心も楽になります。浮気を疑ってしまう自分の気持ちに向き合い、本記事で対処法まで確認していきましょう。
浮気を疑ってしまうときの心理
浮気を疑ってしまう時の心理状況は4タイプに分けられます。自分がどのタイプなのか、あるいは複合型なのかを下記で確認してください。
①自分に自信が持てない
劣等感が強い方やネガティブ思考の方は、自信がないためにパートナーの浮気を疑ってしまいます。
自分より可愛い、気配り上手、愛想がいい女性と彼が一緒にいると気が気じゃないタイプの人です。
自信が持てなくて浮気を疑っている場合、「彼の中では私が一番だから」と思えるようになれば解決します。
すぐに「彼の中では私が一番だから」と思えない場合は、そう思えるように努力しましょう。
料理の上達や身なりを整えるといった一般的な女磨きもいいですが、夫好みの女性を把握してその女性に近づく努力をしていくのがおすすめです。
夫の普段の言動から察したり直接訊いてみてください。自分に自信をつけ、夫にとって1番の女性になれるよう行動していきましょう。
②過去のつらい経験がトラウマになっている
過去に浮気された辛い経験があると、また浮気されるのではないかと不安になったり過剰に心配したりしてしまいます。1番の解決方法は素直に夫へ相談することです。
自分は夫の言動のどの部分が不安になるのか、どう変えていってほしいのかを伝えてください。夫が快諾すればそれでよし、何か不都合がある場合は夫の意見も尊重したうえで一緒に決めていきましょう。
約束が守れない、あるいは守れそうにない場合にどうしてほしいのかも1つずつ話し合えると良いです。トラウマを抱えているからと一方的に要求するのではなく、夫の話にも耳を傾けて理解を深めていってください。夫婦二人三脚でトラウマも乗り越えていきましょう。
③パートナーへの依存心が強い
夫のことが好きすぎるがゆえに失うのを過剰に恐れてしまうと、そのまま浮気を疑う気持ちに繋がってしまいます。自分が夫に依存しているかどうかは、パートナーがいなくても楽しめたり集中出来たりするものがあるかどうかで分かります。
夫に依存しているようであれば、他のことや周りにも目が行くように工夫してください。どうしても楽しみや集中できる何かがないという方はいっそのこと探しに行きましょう。
カフェ巡りやショップ巡りをしてみる、演劇を見に行ったり登山しに行ったりするなど、いろいろ試してみてください。
最初は興味がなかったものでもやってみると楽しく感じるものもあります。自分の好きを探す旅だと思って、挑戦できるものから1つずつ始めていきましょう。
浮気・不倫をする男性の心理については、浮気をする男性の心理と未然に防ぐための方法を紹介でも詳しく紹介しています。
④浮気願望や浮気の経験がある
自身に浮気願望や浮気経験があると、相手も浮気したいのではないかと無意識に疑ってしまいます。特に浮気経験があると、自身の経験から浮気はバレずに簡単にできてしまうと思ってしまうのです。
このような場合、夫がどれだけ自分に優しくしてきても浮気を疑う気持ちが湧いてしまいます。しかしよく考えてみてください。
あなたと夫の言動や思考が全く、あるいはほぼ同じだったことがどれほどあったことでしょう。あなたと夫は違う人間なのですから、違う思考をしてもおかしくないのです。
自分の思考や言動と夫を比較するのではなく、夫の過去の思考や言動と現状を比較してそれに向き合っていく努力をしてみてください。
浮気を疑いすぎると逆効果になることも
浮気を疑うあまりに、夫婦関係が悪くなってしまう危険性があります。浮気を疑いすぎて生じるデメリットを解説します。
信頼関係が築けなくなる
浮気を疑われた相手は、「自分って信頼されていないのか」ショックを受けたり悲しくなったりしてしまいます。夫があなたを愛しているなら、同時にあなたには信頼してほしいと考えているのです。
しかし、信頼してもらえないどころか疑われていると知ってしまうと愛情が冷めてしまう恐れがあります。夫婦関係が悪化するだけなので、浮気の疑いすぎには気をつけてください。
本当に浮気されてしまうことも
浮気を疑われるといい気持ちにはなれませんし、むしろ束縛されて窮屈に感じます。夫が浮気をしていなかったとしても、散々疑われるとストレスが溜まり自暴自棄になって本当に浮気してしまう恐れがあります。
そしてなにより「浮気をしてなくても疑われるのだから実際に浮気した方がマシだ」と、浮気の口実を与えるきっかけにもなりかねません。
浮気をする男性の理由については、「なぜ夫は長期にわたって妻を裏切って浮気を続けるのか理由を知りたい」でも詳しく紹介しています。
浮気を疑ってしまうときの対処法
浮気を疑ってしまう気持ちに対処するためにも、下記の方法を参考にしてみてください。
浮気を理解し浮気されないようにする
浮気に至る理由、浮気を防ぐ方法を理解して夫の浮気を防止しましょう。浮気にいたる理由には主に3種類のパターンがあります。
- パートナーに飽きた
- 自分を認めてほしい
- 束縛が嫌になった
浮気を未然に防ぐためには、生活に変化を取り入れ、夫をよく褒めて夫の時間も取れるようにしてください。
浮気しているときの行動パターンを把握する
浮気している時の行動パターンは主に6種類あり、特に今までと変化している部分があれば怪しい可能性があります。
浮気をしているときの行動パターン
- 服装に気を遣うようになる
- 突然あなたへの態度が変わる
- スマホを常に持ち歩くようになる
- 忙しいという言葉が増える
- お金の話を避けるようになる
夫が服装に気を遣うようになった場合、浮気相手の印象を気にして意識している可能性があります。夫が急に優しくなるのはあなたを安心させようとしているからです。
そっけない態度を取る場合は、あなたに冷めて他の女性に気が向いてる恐れがあります。スマホを常に持ち歩くのは、浮気相手からの連絡をあなたに見られたくないからかもしれません。
浮気していると、あなたよりも浮気相手との時間を優先したいがために「忙しい」という言葉を利用します。男性の場合、デート費用の出費がかかるためお金の話を避けたがります。
上記のような行動の変化が見られないようであれば、夫の浮気を疑わずに信頼してみてください。
集中できる趣味を見つける
パートナーがいなくても楽しめる趣味を見つけましょう。できれば自分1人でも楽しめる趣味と、複数人で楽しめる趣味を持てるといいですね。
少しでも興味のあるもの、あるいは挑戦できそうなものから試していき、自分の時間を持てるようにしていきましょう。
浮気の有無を確認する
浮気がどうしても不安な場合、疑う気持ちが長引いて態度に出てしまう前に、いっそのこと浮気しているかどうか確認してみましょう。
ためしに夫にはその日何をしていたのか訊いてみてください。不安な気持ちを正直に伝えて浮気していないか確認しましょう。
たとえば、「以前、浮気された時はスマホを肌身離さず持ち歩くようにパートナーの行動が変わったの。
今のあなたの行動がまさにそれで、思い出して不安になったから教えてほしい」というように、夫の行動を責めるのではなく、不安な気持ちをありのまま話しましょう。
言い方を工夫するだけでも相手への伝わり方が変わりますから、パートナーのタイプに合わせた言い方を注意して2人で話してみてください。
白黒はっきりさせたい方は探偵事務所に浮気調査を依頼しましょう。浮気調査の専門家である彼らは、調査対象者である夫に気づかれずに浮気調査をしてくれます。
ほとんどの探偵事務所は無料相談を用意しているので利用してみて下さい。あなたの心情や状況に寄り添ったうえで的確なアドバイスをしてくれるはずです。