パートナーの浮気が発覚すれば、当然問い詰めて認めさせて謝罪させてという流れになると思いきや、浮気をしていた側がいきなり逆ギレしてきてびっくりしてしまったなんて話を良く聞きます。
なぜ加害者側であるにもかかわらず逆ギレできるのか、浮気された被害者側からすれば不思議で仕方ないし、納得できるものではありません。
しかし、浮気を指摘されて逆ギレする人にも、理不尽とはいえ一応の理由はあります。浮気を指摘されて逆ギレしてくる男女の心理状態や、そんな人と冷静に話し合うための接し方や対処法などを解説いたします。
浮気してるのに逆ギレする人の心理
浮気をしているにもかかわらず指摘されたら逆ギレする人の心理は、男性と女性の場合で少し違いがあります。男性の場合と女性の場合に分けて解説していきます。
男性の場合
男性が浮気を指摘されたときに逆ギレする理由は、女性に比べて感情的な理由が極めて多いです。自分より体格のいい男性が逆ギレしてきたら、女性としては結構な恐怖を感じるものです。具体的にどのような場合やどんな人が逆ギレするのでしょうか。
まず多いのが、浮気をしてしまった罪悪感から逃れたいという思いや、浮気がバレたことへのショックを誤魔化すためにキレるパターンです。頭の中は浮気を正当化する、或いはまだ隠し通そうとするための言い訳をしなければという考えでいっぱいになっています。
特に浮気性の人に多いのが「浮気はバレることはない」という謎の自信です。そんな根拠のない自信のせいで、浮気がバレたときに異様なパニック状態に陥って、とにかく逆ギレしてその場の話し合いの空気を壊してその場を逃れようとします。
もちろんこんなことをしたところで何の解決にもなりませんので、後々冷静になった男性側から話し合いを持ち掛けられることも多いようです。
パートナーの浮気が発覚したとき、冷静でいられる人はいません。とりわけ女性はヒステリックになりがちなこともあるので、そんな女性のヒステリーにイライラして逆ギレしてくる男性も多く存在します。
口喧嘩は女性の方が男性よりも得意な場合も多く、さらにヒステリックな怒り方でどんどん追いつめられると、逆ギレして逃れる以外の方法が思い浮かばないという場合もあります。
女性からすれば浮気しているのは男性の方なのだから怒り方がヒステリックになるのは当然だし、逆ギレされる筋合いはないと感じるものです。
しかし、男性目線では「この人はこんなにもヒステリックな女性だったのか」と、逆ギレしても許される状況だと思い込みやすい状況になってしまうのです。
高圧的で自分に自信のある男性の場合は、有無を言わさず女性を黙らせるために声を荒げて逆ギレする傾向が強くあります。女性にとって一番怖いパターンでもあり、危険なパターンでもあります。
場合によっては男性側が暴力にものを言わせることもあるため、話し合いの際は注意が必要です。
このような男性は自分の浮気を正当化しがちで、浮気したことへの罪悪感もあまり感じておらず、パートナーの女性に浮気のことで責められることはないと思い込んでいることもあり厄介です。
女性の場合
女性がパートナーに浮気を指摘された際に逆ギレする理由としては、自分の浮気を正当化したいという考えから来る理由が多く見受けられます。
浮気をした際に「自分にも言い分があるんだ」と言ってしまうのは女性に特に多くみられる言い訳です。その心理状態をさらに詳しく見ていきましょう。
意外にも多いのが、責められようとも話を押し切って自分を優位に立たせて言い逃れしてしまおうという考えです。「無茶苦茶な言い分であろうと相手を押し切ってしまえば、自分の勝ちだ」という女性特有の優越感の持ち方がこのような考えに至らせることがあります。
この心理の奥底には、相手を呆れさせてしまえばこの場は乗り切れるという考えも潜んでいます。決して正々堂々とした理由ではなく、まさに逆ギレといったところなので、相手にしている側が疲れて諦めてしまうことも多いのです。
女性はなんらかの特別な理由を持って浮気に走る傾向が強いため、なぜ浮気に走ってしまったのかを説明してもパートナーの男性が受け入れてくれないと逆ギレしてしまう傾向があります。
浮気された男性側からすればどんな理由があろうと言い訳でしかないのですが、女性からしたら「自分の辛さを理解してくれていない」と思い込み逆ギレしてしまうのです。
女性が浮気するときは、頭の中で自分が浮気するのには正当な理由があると思い込んでいる場合が多いために、浮気は自分のせいではなくパートナーのせいであると都合良く解釈してしまいます。
その結果、浮気を責められても逆ギレに至るケースが非常に多いのが女性の浮気の特徴です。
女性は浮気している最中にもある程度責められた際の言い訳を考えていることが多く、その言い訳を指摘された恥ずかしさから逆ギレしてしまうパターンも多くあります。
浮気がバレたときのことも考えているため、責められてもこの言い訳で逃れられるというおかしな自信を持ってしまっているのです。
女性は自分の言い分や言い訳を「それは違うだろう」と指摘されると強い羞恥心を感じます。結果的に恥ずかしさを誤魔化して話し合いを押し切るために逆ギレしてしまいます。
逆ギレされたらどうしたらいい？
パートナーの浮気が発覚したら、指摘して謝罪させたいと思うのはごく普通の流れです。しかし思わぬところで逆ギレされてしまう場合もあるのが事実。逆ギレされたらどのようにして対処したら良いのでしょうか。
あくまでも冷静に話し合おうとする
相手が感情的になったとしても、こちらまで感情的になってはいけません。浮気をされれば頭に血が上るのは当然ですが、話し合いは冷静に行った方が有利に解決へ持って行くことが可能なのです。
パートナーの浮気を問い詰める際は、最初から逆ギレされる可能性があることを視野に入れておくと良いでしょう。また、話し合いの様子をレコーダーなどで録音しておくと裁判でも有効な証拠として使える場合があるので覚えておくと良いです。
浮気発覚後の対処方法は、【浮気発覚後】の旦那の態度の変化と対処法でも詳しく紹介しています。
下手に出てはいけない
先ほど冷静に話し合った方が良いとお伝えしましたが、相手が逆ギレしているからといってすぐに謝ったり下手に出るような態度をとるのはNGです。冷静であっても、あくまで浮気を責める立場で居続けることが重要となります。
浮気を指摘されて逆ギレするような人は身勝手な主張を繰り返しぶつけて来ますが、一切受け入れないでください。あくまでも浮気された被害者は自分であることを決して忘れず、毅然とした態度で対応しましょう。
話し合いを有利に進めるためにしっかりとした証拠集めを
浮気を問い詰める際には確たる証拠を突き付けることが極めて重要となります。言い逃れできないような証拠があれば相手に逆ギレする隙を与えないで済むかもしれません。
特に夫婦の場合は、離婚裁判でも使えるような有効な証拠があると良いです。ちゃんとした証拠を集めてから再度問い詰めるという方法もあります。
浮気を問い詰めるのは確たる証拠を集めてから
浮気を指摘されても逆ギレしてくるのは、浮気が事実であってもまだ隠し通すことが可能であると思っているか、浮気を正当化して開き直ろうとしている場合が多いです。
逆ギレや開き直りを防ぐために、まずは浮気を問い詰める前に確たる証拠を集めてからそれを突き付けることがとても重要になってきます。言い逃れできないような確たる浮気の証拠を集めるのは、素人にはとても困難なこと。
スマホや財布の中をのぞき見することは、場合によっては違法行為とみなされて自分が痛いしっぺ返しをくらう可能性もありますので、浮気の証拠集めのプロである興信所や探偵社に依頼するのがベストと言えます。
興信所や探偵社は高い費用がかかるため、実績の高い信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
