浮気をしていることがバレているのにもかかわらず、浮気の事実を絶対に認めない夫。夫に浮気を認めてもらい、やめて欲しいと思っても浮気をしていることすら認めてくれない場合には、反省する様子がないばかりだけでなく前向きな話し合いもできません。
本記事では浮気を認めない夫の心理状態と、その対処方法について解説していきます。
夫が浮気を認めない理由
浮気がバレていることが明らかにもかかわらず、夫が浮気の事実を認めないのはなぜなのでしょうか?そのときの夫の心理状態や理由を解説します。
証拠がなければ隠し通せる
そもそも浮気をすることについて大して悪いことだと自覚しておらず、決定的な証拠を掴まれない限り否定を続ければ、そのうちに妻もあきらめると思っている人もいます。
このタイプの人は浮気を軽く考えているため、いくらいってもシラを切り続けることも多いでしょう。
また、浮気を追及したときに逆ギレするようなタイプの人は、浮気はしてはいけない悪いことだと自覚しているので、浮気を隠すための保身である可能性が高いです。
妻を傷つけたくない
浮気が悪いことだと自覚しているが、いっときの気の迷いや魔がさしての浮気だと考え、妻を傷つけたくないし、妻との関係を壊したくないので浮気を認めない人もいます。
このようなタイプの人は、浮気したことを後悔をしながらも、浮気相手とズルズル関係が長引いてしまうケースも多いです。
また、夫が優柔不断な性格の場合は、自分から関係を断ち切ることがなかなかできないため、さらに関係が長引く人も多いです。
浮気相手を本気で好きになっている
厄介なパターンの一つに浮気相手を本気で好きになっているケースがあります。夫の気持ちがすでに妻から離れており、浮気相手への影響を心配したり守ろうとしたりしている可能性が考えられます。
浮気相手との仲がすでにかなり深いものになっていた場合には、勝手に妻と別れる覚悟を決めていたり、浮気相手とそのタイミングを見計らっていたりする場合もあります。
本当で浮気をしていない
実際に、本当に夫が浮気をしていないから弁解する必要がないと思っていて、妻からの浮気の追求にいちいち反応しなくなっている夫もいます。誰でも浮気をしていないのに疑われ続けることは気分がよくありません。
事実のない浮気についてしつこく疑われたり、追及されたりすることで話し合いの余地がないと夫の方が判断してしまっている場合もあります。
浮気をしているのでは?と思うような行動があったから、浮気を心配しているのかもしれませんが、誤解を与えるような行動があった理由を妻に話すのは当然だ、などと決めつけずに夫を信じることが大切な時もあります。
夫が本当に浮気をしていなかった場合、そこまで疑われるなら本当に浮気をしてしまおうかな、などと浮気のきっかけを逆に引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
夫が浮気を隠す理由については、浮気を隠す理由とそれを見極めるポイントを紹介でも詳しく紹介しています。
浮気を認めない夫への対処方法
浮気を認めない夫の理由はそれぞれありますが、何らかの対処をしていかなければ前に進むことができません。ここでは浮気を認めない夫への対処方法について解説します。
まずは確実な浮気の証拠を手に入れる
浮気をしているのかしていないのか確証がない場合には、まずは確実な浮気の証拠を手に入れることが大切です。浮気をしていないのに疑うことで、夫婦の信頼関係が壊れるなどの悪影響を及ぼす可能性があるためです。
確実な浮気の証拠とは、夫と浮気相手の間に不貞行為(肉体関係)があったかどうかです。手をつないだりキスをするなどの写真などでは、法的には証拠とならないため注意が必要です。下記のような確実な証拠になるようなものを入手しましょう。
- 夫と浮気相手の不貞行為の事実を推認出来る写真や動画
- 不貞行為などの内容が読み取れるメールや手紙
- ラブホテルなどを利用した際の領収書(ただし、領収書だけでは認めない可能性があるので、複数の証拠を組み合わせる)
浮気の証拠を集めるためにできることは、旦那の浮気の証拠集めのためにできること|証拠集めする意味とはで詳しく紹介しています。
証拠を手に入れるときに、夫に警戒をされると証拠の入手が難しくなるので、気づかれないようにすることが大切です。まずは証拠が発見されやすい、夫の上着のポケット、鞄や財布の中、車の中などをチェックしてみましょう。
しかし、妻から浮気を疑われている夫であれば、浮気の証拠が見つからないようにしていることも多く、不貞行為の証拠を自力で手に入れるのは困難なことが多いかもしれません。
そのようなときは、プロである探偵社の利用を検討することもおすすめです。探偵という第三者が介入して不貞行為の証明をすることで、浮気を認めない夫への決定打となります。
ただし、探偵事務所に浮気調査を依頼すると短期間で確実な証拠を揃えてくれるかわりに、相場として10万~100万円(※1時間あたりで15,000~20,000円程度が目安)もの費用が掛かかります。
個人で負担するには大きな金額となりますので、調査範囲や日時を特定するなどして効率よく調査をしてもらうようにするなど工夫が必要です。
証拠を提示して話し合いをする
証拠が揃えば、それを提示して話し合いをしましょう。ここでは証拠を提示して話し合いをする際のポイントについて解説します。
動かぬ証拠を入手したら、浮気を認めない行為が無意味であるということを悟らせましょう。ただし、夫婦の関係の修復を考えている場合には、話し合いの際にはできるだけ口論にならないように十分に注意をしましょう。
浮気をした夫が悪いことは間違いないのですが、口論になってしまうと、夫が感情的になることで素直に反省を促すことが難しくなってしまう可能性があります。
できるだけ冷静になり、高圧的ないい方をしたり夫の話をすべて否定したりするような態度をとらないよう、注意することが大切です。
浮気を認めない夫との話し合いには第三者の同席が効果的です。それは、客観的な立場から事実と向き合わせるための助言をしてもらえるからです。
夫婦二人をよく知る人に立ち会ってもらうことがよいのですが、それが難しい場合には探偵社などに相談してみるのもよいでしょう。探偵社には話し合いをスムーズに進めるため、プロのカウンセラーや相談員などの同席を依頼できるところが多くあります。
浮気を暴いたら夫から離婚を切り出された時の対処
浮気の証拠を掴んだところで、夫が反省して浮気相手とすんなり別れてくれるかどうかは分かりません。もしも浮気相手に本気になってしまっていた場合には、逆に夫の方から離婚を切り出される可能性もあるからです。
浮気を追及したときに夫が離婚を切り出してきた場合にはどう対処したらよいのでしょうか。ここでは、夫から離婚を切り出されたときに慌てないための対処方法について解説します。
- 旦那に離婚したくないことを伝える。離婚裁判の判決の場合を除き、双方の合意がないと離婚は成立しない。
- 浮気相手に慰謝料を請求する。慰謝料を請求することで、配偶者と浮気相手が破局し、夫婦関係を元に戻すことを狙う。
- 離婚届不受理申出を行う。離婚届不受理申出を役所に申し出て受理されると、申し出ていない側が勝手に一人で離婚届を提出しにきても受理されないようにできる。
以上のことを事前に準備し、一方的な離婚ができないようにすることで、今後のことについて冷静に考える時間を持つことができます。
パートナーの浮気に悩んでいてどうすべきかわからないときのアドバイスは「旦那の浮気にどうしたらいいのか分からない|対策や体験談も紹介!」に詳しく紹介せれています。
浮気を認めない夫へは証拠を提示して話し合い
浮気を認めない夫への対処方法としてはまず、浮気の事実が本当なのかどうかを調べましょう。誤解であった場合は夫婦の信頼関係を失うだけでなく、夫婦関係を悪化させることにもつながるため注意が必要です。
浮気の事実とは、法律では不貞関係(肉体関係)があったかどうかです。その確実な浮気の証拠集めは、プロである探偵社に依頼することをおすすめします。探偵社であればバレずに短期間で確実に使える証拠を掴んでくれます。
また、夫との話し合いの際には、証拠を掴んだからといって夫を責め立てるだけでなく、今後の夫婦の関係をどうしたいのかを冷静に考えてから、証拠を前に話し合いの場を持つことが大切です。