急に生活態度が変わったり、よそよそしくなると浮気をしているんだろうと思うけれど、確たる証拠が見付けられない。そんなときはパートナーが浮気を隠すためになにか画策しているのかもしれません。
浮気の隠し方やその見付け方、そしてどうしてそこまでして浮気を隠そうとするのかその理由について詳しく解説していきます。また、浮気が発覚した際にはどうすれば良いのか、そのとき起こすべきアクションについても触れていきます。
浮気を隠す心理
浮気を隠す心理には、単純に「バレたらまずい、修羅場になる」ということへの恐怖心だけではありません。
パートナーに対する複雑な気持ちが隠れている場合もあります。浮気を隠す心理について追及していきます。
【浮気を隠す心理】
- 本命を傷つけたくない
- 浮気の事実を認めたくない
- プライドが高い
本命を傷つけたくない
浮気を隠す理由としてまず挙げられるのが、本命を傷つけたくないという思い。浮気しておきながら傷つけたくないなんて矛盾している気がしますが、浮気性の人は特に、本命への愛情はそのままでも浮気へ走ってしまうことが多いのです。
ほんの出来心だったから、一夜限りの過ちだった、浮気相手からの誘惑に勝てなかったなど、浮気に走った理由がそれほど深刻でない場合に特に多いパターンです。
本命のことが好きな気持ちに変わりはないので、浮気した事実を伝えて傷つけたくないと考えるのです。
また、今の本命と別れるのが絶対にいやだから伝えたくないという理由もあります。浮気は浮気で、本命とは別と割り切っているタイプの人にはこの理由が多いです。
浮気の事実を認めたくない
頑固な性格の人に多いのが、自分が浮気した事実を認めたくないから隠すというもの。言い訳を繰り返したり、自分が浮気に走った理由を本命や浮気相手の責任にしがちなタイプです。
浮気のことをあまり重く考えておらず、浮気がバレてからも保守的な態度が目立ちます。このタイプは浮気がバレたときに本性があらわになりやすいため、関係を続けるか断ち切るかを考える良いチャンスになることもあります。
プライドが高い
特に男性に多いのが、プライドの高さが原因となって浮気をなにがなんでも隠そうとするパターン。カッコ悪い自分を見せたくないという想いから浮気を隠さなければといろいろ画策します。
パートナーの前では常に魅力的な部分しか見せたくないと考えているため、本命に甘えたりすることが苦手です。その結果、癒しを求めて浮気に走る傾向があります。
浮気を繰り返す人の特徴については、「浮気癖が治らない人の特徴と浮気を繰り返す心理を男女別に解説」で詳しく紹介しています。
浮気を隠す方法 LINE編
パートナーが浮気を隠しているか疑い始めたとき、真っ先に気にするのがLINEの履歴です。パートナーのスマホを覗き見てLINEのやり取りさえ確認すれば浮気の証拠が掴めるのではと思いますが、実はLINEを覗き見るのは意外と大変です。
しかも浮気している人ならば、浮気相手との連絡手段にLINEを使っているなら簡単に足がつかないように工夫している場合がほとんどです。
LINEから浮気がバレないように隠すには、どのような手段があるのでしょうか。
通知をオフにしている
浮気をしている人は、LINEの通知がトップ画面に残らないように通知をオフにしていることが多いものです。
LINEに関するすべての通知をオフにすることもできますが、特定の友達からの通知を個別にオフにすることも可能です。通知をオフ設定にしている異性のアカウントがあったら要注意です。
パスコード設定をしている
スマホだけでなく、LINE自体にもパスコードを設定して他人には開けないようにすることが可能です。
浮気相手とLINEでやり取りをしている場合は設定している可能性が高いはず。特にiPhoneの場合はアプリごとにパスコードを設定することができないため、浮気相手とのやり取りにはLINEがうってつけです。
注意したいのが、LINEのパスコードは3回間違えて入力するとしばらくパスコードの入力ができなくなるという点です。パートナーにスマホを勝手にいじったことがバレる可能性があるため、2回入力しても開けなかったら諦めた方が良いでしょう。
不自然なトークの始まり方は要注意
LINEのトーク履歴は削除することが可能です。浮気がバレそうなトークをこまめに削除している場合は不自然な会話の始まり方をしていることが多いため、相手が異性の場合は浮気をしている可能性があると考えられます。
ちなみに、例えばパートナー側がトーク履歴を削除していても、浮気相手がトーク履歴を削除していなければ浮気相手側のスマホのトークルームにはそのまま会話の内容が残っている状態になります。
浮気相手のトーク履歴を確認することはほぼ不可能でしょうが、もしも浮気の確証を得て話し合いをすることになったら、確認してみても良いでしょう。
浮気を隠す方法 アプリ編
ここ数年、浮気を隠すのにも使えるような、スマホのさまざまな履歴や連絡先の情報を隠すためのアプリがたくさん出てきています。
こういったアプリはAndroid携帯で使用可能な場合が多く、浮気を疑われているパートナーがAndroid愛用者だった場合は要注意です。
具体的にどのようなアプリが浮気を隠すために利用されているのでしょうか。
SNSのロックアプリで隠す
Androidでは各SNSにパスコードを設定できるロックアプリが存在します。メール・LINE・Facebookなどにパスコードを設定して勝手に開けないようにしている場合は要注意です。
くまもんのアプリロックなどが使いやすくて有名です。くまもんのアプリロックでは、パスコードの入力を5回間違えた時点で、インカメによって操作していた人が撮影されてしまう機能もついている特徴があります。
何度も入力を間違えてしまうと、スマホを覗き見していたことがバレてしまうため注意が必要です。
電話帳をシークレットにして隠す
SMARTアドレス帳など、シークレットモードの電話帳が使えるアプリによって連絡先を隠すことが可能です。浮気相手との繋がりにスマホの電話番号を使っている場合はこちらのアプリがとても重宝します。
このようなアプリがインストールされていたら繋がりがパートナーにバレるとまずい人がいるのかもしれません。
全ての履歴を削除するアプリ
通話履歴やブラウザの履歴など、様々な履歴を一気に削除できるアプリも存在します。代表的なのが履歴消しゴムというアプリです。
パートナーに会う前に操作するだけで簡単にあらゆるスマホの履歴を消すことができるため、インストールされていないか要チェックです。
このアプリは検索履歴だけでなく、アプリキャッシュやSMS・MMSや通話履歴を消去できる点が浮気を隠している人にとって使い勝手が良いのです。
パートナーが浮気をしているかどうかをチェックするアプリについては、浮気をやめられない旦那への対処法!アプリや専門家は有効?で詳しく紹介しています。
浮気されていた時するべきこと
浮気の疑いが確信に変わったときは平常心でいられないのが通常ですが、感情のままに行動してあとあと後悔することもよくあります。
当然今まで通り接することはできませんが、怒りをぶちまけるだけでは問題の解決には至らないケースがほとんどです。
浮気が発覚した際に、まず、すべきことは何なのでしょうか。どのような心構えでパートナーに浮気を知ったと伝えれば良いのか、考えていきます。
【浮気の話し合いのためのポイント】
- まずは事実を確認する
- 冷静になるための時間をもらう
- しっかり話し合って今後のことを決める
まずは事実を確認する
まずは、本当に浮気なのか事実を確認することが大切です。自分以外の異性と親しくしているところを見ただけで浮気だと断定してしまい、問い詰めた結果、浮気ではなく夫婦関係が気まずくなってしまったということもあるのです。
思い込みである可能性も捨てずに、問い詰める前に今一度事実を確認しましょう。一番有効な手段として挙げられるのが、興信所や探偵社に浮気調査の依頼をすることです。
プロに調べてもらえば浮気が事実なのか誤解なのかはっきりするし、事実であれば確たる証拠を掴むことも可能です。なにより問い詰める際にはしっかりとした証拠がないと言い逃れられる可能性もあります。
冷静になるための時間をもらう
パートナーの浮気が事実だと分かったら、冷静になるための時間をもらいましょう。今後の話をする前に、頭を冷やして冷静な判断をするための時間が必要です。
感情的な話し合いは、かえって被害を受けた側が不利になることも多いものです。怒り任せにすべてを決めてしまうことによって、冷静さを取り戻してから後悔してしまう可能性もあるのです。
すぐに別れを切り出してしまい、後で冷静になり「やっぱり別れなければ良かった」と思ってからでは遅いのです。
いったんパートナーと距離を置き、信頼できる友人や家族に相談したり、自分の心を癒すために時間を使ってみてください。話し合いはそれからでも遅くはありません。
しっかり話し合って今後のことを決める
ある程度気持ちが落ち着いたら、パートナーと今後について話し合いましょう。別れるのか関係を修復するのかは、自分ひとりで決めてしまうよりも話し合って決めた方があとあと納得いく結果になるはずです。
浮気が発覚する直前の関係について振り返ってみると、関係を続けるべきか別れるべきかを冷静に見極めることができます。
喧嘩が多かったり愛情を感じなくなっていた場合は、この浮気をきっかけに別れるという判断をしてもいいかもしれません。逆に、楽しかった思い出や浮気の事実を差し引いても大切に想う気持ちがある場合は、関係修復のチャンスはあると考えられます。
もしも自分たちだけで決めるのが難しい場合や、別れたいけど子供がいるため簡単に別れられないなどの理由がある場合は、夫婦間の問題に強いカウンセラーに相談するという手段もあります。
浮気発覚後のパートナーへの対処法については、「浮気発覚後の旦那の態度の変化と対処法」で詳しく紹介しています。
確実な証拠を掴むなら探偵社へ依頼を
浮気の事実を確認したりパートナーに浮気を問い詰めるには、まずは確実な証拠が必要となります。確たる証拠もないのに責めたところで、言い逃れや逆ギレされる恐れがあるのです。
スマホの中をチェックしたりと浮気を隠していないか調べる方法はたくさんありますが、素人の調べ方ではそれ自体が違法行為になってしまう恐れもあり、かえって自分が責められる立場になる可能性が出てきます。
そんな事態を防ぐためにも、そして確実な証拠を掴むためにもおすすめなのが、興信所や探偵社へ浮気調査を依頼することです。浮気が事実であれば、詳しい調査報告書や証拠写真・動画などを確保してもらえます。
ただし、興信所・探偵社といってもピンキリなので、浮気調査に対する実績の高い信頼できる業者を選ぶようにしましょう。